「ミセス空回りになりました」 福嶋浩子プロは結婚後初の感謝の参戦
「ミス空回りから、ミセス空回りになりました」と笑顔で話すのはBPカストロール契約選手の福嶋浩子プロ。今年3月に結婚後、はじめての「カストロールレディス」への参戦です。
昨年をもってQTに出場しないことを決断。それはツアー出場の道が閉ざされたことを意味しますが、心残りも。それが今大会で結果を出すことができていないことでした。2021年大会では18位タイと自己最高順位を更新しましたが、そのほかでは予選落ちなど“苦い思い出”が多かったと振り返ります。
「今年はもう出られないと思っていたのですが、小石会長のご好意で声をかけていただき出場することができました。本当にありがたいですよね」。環境が変わるなかでも支えてくれる人たちへ、感謝の気持ちがあふれてきます。
「人生の課題でもあるんですけど、ほんとミセス空回りなんです(笑)久しぶりに若い子たちとやると飛距離の差などに絶対に力んでしまう。だけど、空回りしてでも頑張りたい。優勝とはいかなくても予選通過をして戦い切りたいですね」。テーマを「泥くさくていい。キレイなゴルフを求めずに、今できるベストを尽くす」ということだけに絞ります。「自分自身の手綱を引っ張りながら頑張ります!」。最後は“ひーこ節”で締めくくってくれました。