“灼熱の3日間”を終えたカストロール契約プロの声
決勝ラウンドに進んだ6人のカストロール契約プロは、連日の猛暑のなか最後までベストを尽くしてくれました。なかでも井上りこプロは、通算8アンダーでツアー初優勝。プロ3年目の26歳に最高のフィナーレが訪れました。ラウンド後の契約プロたちに、3日間を終えての感想を聞きました。
☆井上りこ(通算8アンダー・優勝)
「テンションが上がってます!契約プロとして出場し、一番勝ちたい大会で初優勝をあげることができました。これまで、初優勝の機会を何回も逃してきて、今年に入ってからは『私は優勝できる星のもとに生まれていないのかな』と思うこともありました。やっと恩返しができました。ここからステップの賞金ランクを見つつ、QT、レギュラーツアーで戦える力をつけていきたいです」
☆城間絵梨(通算2アンダー・15位タイ)
「もっといい成績を残したかったのですが、今の自分の状態からするといいプレーができたと思います。初日は気合が入りすぎて、準備ができていたが故に力んで出遅れてしまいましたが、全力でやった結果なので仕方ないと思っています。最近は平均スコアをあげることを意識していて、悪くても粘る、いい時もスコアを落とさないことを目標に掲げていますが、この3日間を考えると決して悪くないので自信になりました」
☆川満陽香理(イーブンパー・25位タイ)
「最終日が一番落ち着いてプレーできました。最後は伸ばすことだけを考えていましたが、グリーンでタッチが合わなかったり、読み切れない部分もあり、残念でした。『もっといいスコアであがりたかった』という気持ちと、『最終日は力が抜けた状態でプレーできてよかった』という気持ちが半々。でも試合中に、コースの見方、考え方の部分で分かったこともあり、それは次につながると思えたのでよかったです」
☆八上ひかる(通算1オーバー・30位タイ)
「いい成績を残したかったんですが、初日は崩れてしまいました。でも2日目に3アンダーで回れて、今後いい流れが来るかなとも思えました。ただ、もう少し上位で戦いたかったですね。2日目に斉藤裕子プロと回って、パットのリズムの良さがすごく勉強になりました。この一日を、今後につなげていきたいと思っています」
(左:八上ひかるプロ 右:川満陽香理プロ)
☆倉田珠里亜(通算3オーバー・40位タイ)
「昨日の夜に風邪気味で、体が痛くなりましたが、ご飯を食べて、よく寝たら少し良くなり、きょうラウンドができてよかったです。後半はすごくいいゴルフができていたけど、(7、8番の)連続ボギーが残念でした。今の課題はパター。空いている週はしっかり休みながら、ここを調整したいです」
☆土肥功留美(通算9オーバー・51位タイ)
「これまでで最高に林に入った3日間だと思います。このコースはティショットがカギを握るので、難しい状況になってしまいました。昨日、予選を通ることに命をかけすぎましたね。悪いのはティショットだけで、そこが修正できずに終わってしまったという感じです。暑さで球数もこなせず、調整不足の感はありました」