篠崎愛プロが18ホール大会最少ストロークをマーク 単独トップに浮上!
「カストロールレディース」2日目には、18ホール大会最少ストローク「64」を出す選手が現れました。それが8バーディ・ノーボギーと完璧なラウンドをみせた篠崎愛(まな)プロです。2014年大会(初日)の香妻琴乃プロ、昨年大会(最終日)の高木萌衣プロに続く3人目となる快挙で、自己ベストも更新。「こんなの初めてです」と本人も驚くナイスプレーで、一気に通算8アンダーの単独トップに躍り出ました。
スタートホールとなった1番で、残り127ヤードのセカンドショットを1.5mにつけバーディを奪ったのを皮切りに、ここから面白いようにスコアを伸ばしていきました。この日のラウンドでは、9番アイアン以降の短いクラブが大活躍し、バーディホールはいずれも1~3メートル以内のパットを決めたものとショットがさえわたりました。
体重48キロの細身ながら、繰り出されるドライバーショットは平均250ヤードとパワフル。「体重比だと『一番飛ぶ』って言われます」と飛距離には自信ありです。しかし、「最近は」短い番手も好きになったのだとか。特に「90ヤードのショットが得意です」といい、刻むホールでは、あえてこの距離になるように“逆算”してマネジメントを行うほどです。
見事なプレーで明日は最終組のスタートとなり、逃げる立場となりました。これには「上位に入る時は、いつも中盤からポンと上がることが多いんです。あまり優勝争いをしたことがないので緊張します…」と本音もポロリ。しかし、今日のような堂々としたゴルフを続けることができれば、自ずと初優勝も近づいてくることでしょう!