ピン直撃弾も! 小野祐夢プロが12位フィニッシュ
通算11アンダーで終えた山本景子プロが「カストロールレディース」15代目女王に輝きました。BPカストロール契約選手は4人が決勝ラウンドに進出し、2020年大会覇者でもある小野祐夢プロが最終日最終組で回り、最上位の12位タイで終えました。
4打差でスタートした最終日でしたが、3番、6番とバーディを奪い、一時は首位と1打差まで詰め寄りました。ですが、「前半はいい流れでいけていたけれど、9番でいいライから自分のミスでボギーにしてしまいました」と落とすと、対する山本プロは9番でバーディ、10番パー5でイーグルを奪って後続を突き放しました。小野プロはそこからボギーが続き、優勝戦線から離脱してしまいます。
「首位とは離れてしまったので、後半は優勝を考えませんでした。きょう打った分を取り戻したいなと思いながらプレーしていたけれど、厳しい展開でしたね」と最終日は1オーバーでフィニッシュ。最終18番では2打目がピンに直撃するスーパーショットも披露しましたが、「もう少し近くに止まってくれたら良かったのに…。“ばいーん”って跳ねましたね。あれは今日を象徴するようなものでした」と苦笑い。最後まで奮闘しましたが、悔しさも残る結果となりました。
それでも2日目にビッグスコアを出せたことは自信につながります。初日は「71」でやや出遅れましたが、2日目にボギーなしの「66」を叩き出して最終組に入りました。「5アンダー、6アンダーを出せることも多くなってきたので、最近はいいイメージを持つことができています。秋になるにつれてコースコンディションも難しくなってくるけれど、そのイメージを大事にしていきたいですね」。まだまだ続くツアー転戦を見据えます。
2020年大会でステップ・アップ・ツアー初優勝を飾り、それがBPカストロールとの縁になりました。翌年に2勝目を飾りましたが、そこから“勝利”の二文字はありません。「優勝争いをいっぱいしていくうちにチャンスがあると思うので、それを目指して頑張りたいです」。ここから今季初優勝、そして明治安田ステップ・ランキング(賞金ランキング)での上位争いを目指していきます。
詳しくは→ https://www.alba.co.jp/tour/category/step/tournament/97545/