2019年覇者・井上りこプロが鬼門突破で好発進
カストロール契約選手のうち最上位の1アンダー・19位タイで初日を終えたのは、2020年大会覇者の小野祐夢プロ、そして2019年大会を制した井上りこプロです。“鬼門”を突破して意気揚々の井上プロ。「カストロールレディース」2勝目に期待がかかります!
井上プロは最近、初日の出遅れが目立っていましたが、その“鬼門”を見事にクリアしました。最終18番では5メートルを決めてバーディ締め。「いえーい! 最後だししっかり打とうと思って、気持ちよく終われました」とアンダーグループに潜り込みました。
それでも前半はバーディとボギーが1つずつ、後半はバーディ1つだけ、という内容には不満も残ります。「バーディが来ないのがストレスでした。パターの距離感が合わなかったです。大きなピンチはなかったけど、パターできわどい距離が残ってしまいました」。パットがあす以降の修正ポイントになりそうです。
首位は6アンダー。「コンディション的にも伸ばしあいになると思っていました。本当はもうちょっと行きたかったですけど、まずまず良かったです」。鬼門を突破すればあとは伸ばすだけ。「今年の傾向からみたらマシなスタートが切れました。ここから徐々に上げていきたいです」と2日目は爆発を目指します。
大会恒例のBPカストロール・小石孝之会長によるスタートコールでは『3ないを守れるか』とエールが送られました。“3ない”とは日ごろから小石会長に言われている『怒らない、焦らない、がっつかない』という井上プロのおまじないです。
「前半は少しイラついてしまったかもしれないです。焦りはなかったけれど、がっつきは少なかったかな。あしたはちょっとはがっついてきたいです」とバーディラッシュを誓いました。契約選手として好位置で2日目を終え、最終日につなげたいですね。
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