ルーキーズ対決制したウー チャイェンプロが今季2勝目
大会は、2004年生まれで台湾出身の19歳、ウー チャイェンプロが通算15アンダーを記録しての優勝で幕を閉じました。昨年11月にプロテストに合格したばかりのルーキーイヤーながら、これがツアー2勝目です。
「毎ホールバーディを狙う気持ちでスタートしました」という目標で、きょうは4バーディ・ボギーなしの「68」でラウンド。優勝スコアはトーナメントレコードとなります。この記録について「すごくうれしいです」と満面の笑みで答えます。
2日目に通算11アンダーまで伸ばすと、同期の小林光希プロ並ぶトップに。初の最終日最終組で直接対決をおこないました。プライベートでもラウンドするほどの仲ですが、試合で回るのはきょうが初めて」。前半は、どちらかがバーディを取ると追いかけるようにバーディを取り返す意地の張り合いを続けました。まさに切磋琢磨の関係が導いた優勝ともいえます。
「初優勝のときは2位と5打差だったので、後半は緊張していなかったけど、今日は最後まで緊張しながらの優勝争いでした。私は試合の緊張感が好きなので、本当に楽しかったです」。同期との優勝争いで、とても刺激のある1日を過ごしたようです。チャイェンプロ、今季2勝目おめでとうございました!