倉田珠里亜プロは“大人のゴルフ”でカムバック
大会は第2ラウンドが終わり、BPカストロール契約選手のうち7人が、29日(金)に行われる最終ラウンドへとコマを進めました。そのうち山村彩恵プロとともに、通算3アンダー・12位タイで倉田珠里亜プロが最上位につけました。
ただ、その道のりは決して平たんではありませんでした。バーディとボギーを1つ記録し迎えた9番では、ティショットが隣のホールのバンカーに入るミスが出て、ダブルボギーに。「ハァーって思いました」と、当然ながら気落ちもしましたが、その後の切り替えが本人にとっても成長が感じられた部分になります。「これまでなら(ダブルボギーの後は)取り戻したくてがっついてしまうところでしたが、とにかくパーを拾っていこうと切り替えました」。この“大人のゴルフ”が奏功。12番、15番、16番と立て続けにバーディを奪い、上位にカムバックすることができました。
首位との6打差は逆転も可能な位置。最終日も「あまりがっつきたくはない」と、はやる気持ちは抑えますが、「たくさんバーディを獲りたいです」とその“闘争本能”が消えたわけではありません。チャンスにつけてそこで伸ばしていく…。そんなゴルフでぜひともリーダーボードをかけ上げってもらいたいですね。