悔し涙を乗り越えて 豊永志帆プロが父に支えられ嬉しいプロ初V
千葉県にあるザ・カントリークラブ・ジャパンで行われた、ステップ・アップ・ツアー カストロールレディース最終日。アウトコースのトップ組から出た豊永志帆プロが7バーディ・ノーボギーのプレーで猛追。大和笑莉奈プロとのプレーオフに進出すると、3ホール目でバーディを奪い、トーナメントに出場し始めてから8年目にして嬉しいプロ初優勝を挙げました。
<優勝を決め、拳を突き上げる豊永志帆プロ>
豊永プロは2オーバー・42位からのスタートでしたが、出だしの1番、2番といきなり連続バーディを奪うと、折り返してさらにギアチェンジ。13番から4連続バーディを決めると、最終18番では「10mくらいありました。強かったので入ってなかったら3パットしてたかもしれない」というバーディパットを沈めてホールアウト。この日のベストスコアで自己ベストとなる“65”を叩きだし後続を待ちます。すると一時7アンダーまで伸ばしていた大和プロがスコアを落とし同じ5アンダーでホールアウト。勝負はプレーオフへと持ち越されます。
<プレーオフで18番グリーンに向かう豊永志帆プロ>
18番(パー5)ホールで行われたプレーオフは1ホール目、そしてカップを切りなおして迎えた2ホール目も共にバーディパットを決められず。迎えた3ホール目、3打目をグリーンに乗せられずアプローチをした大和プロに対し、豊永プロは3打目をピン奥4mにつけると「3パットしてもいいからしっかり打とう」と強気のパット。これがカップに吸い込まれて勝負を決めました。
<お互いの健闘を称え合う豊永プロと大和プロ>
前日とまるで別人のようなプレーを見せてくれた豊永プロ。この日はパッティングが決まったことが大きな違いだと話します。「昨日はチャンスで全然決められなかったので“ショットで近くにつけなきゃ”という思いが強くなりすぎてボギーを叩いてしまいました。今日はパターが良かったので、余裕を持って攻めることができたのが良かったと思います」。バーディパットを決められただけでなく、気持ちの面にも良い影響を与えてくれたそうです。
そんな豊永プロも昨日は悔しさのあまり「久々に寝る前に涙を流してしまいました」と言います。昨年までレギュラーツアーで戦っていたこともあり、今季ステップ・アップ・ツアーに本格参戦する前はどこか甘く見ていた部分もありましたが、「みんな上手いし、セッティングも難しくて…」と心は折れかかっていたそうです。思わず父に電話で相談してみると、マイナス思考の豊永プロを懸命に励ましてくれたそうで、「私は屁理屈ばかりこねてしまっていましたけど…本当にありがたかったです。励みになりました」と感謝を口にしました。
「だから、まず父に優勝の報告をしたいですね。“勝ったよ!”って」と笑顔を見せてくれた豊永プロ。「来週はレギュラーツアーのmeijiカップに出場するので、今日のこの経験を活かして頑張りたいです。もっともっと練習して上手くなりたいです」と初優勝に甘んじることなく、更なる飛躍を誓ってくれました。
<優勝トロフィーを手にして笑顔の豊永志帆プロ>
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